介護福祉士国家試験の解説 20 障害者福祉論

問題20 障害者の手帳に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
1 療育手帳は、身体障害者福祉法によって規定されている。
2 身体障害者手帳は、18歳未満の者には交付されない。
3 聴覚障害者の身体障害者手帳は、等級が1級から5級の5段階に分かれている。
4 精神障害者保健福祉手帳は、知的障害者を対象に含んでいる。
5 精神障害者福祉手帳は、障害等級が1級から3級の3段階に分かれている。

正答 5

1 療育手帳は、知的障害者に対して交付されるもの。身体障害者福祉法身体障害者手帳が規定されています。
2 身体障害者福祉法には15歳未満でも親が代わりに申請できる旨の規定があります。(身体障害者福祉法第15条参照第1項、第7項、第8項参照。)
3 身体障害者障害程度等級表には聴覚障害者には6級に規定がある。
4 精神障害者保健福祉法第45条第1項には「精神障害者知的障害者を除く。以下この章及び次章において同じ)は、厚生労働省令で定める書類を添えて、その居住地(その居住地を有しないときは、その現在地)の都道府県知事に精神障害者福祉手帳の交付を申請することができる」とある。精神障害者保健福祉法第5条の「精神障害者」の定義では「知的障害」の規定があるので少々引っかけを狙った問題かも知れませんね。受験者の中にはこの4か5の選択で迷われた方も多くいたのではないかと感じています。
5 正答
  精神保健及び精神障害者福祉に関する法律施行令第6条第3項に「重度のものから一級、二級及び三級とし・・・・」と規定され各級の障害の状態も規定されています。