介護福祉士国家試験の解説 3 老人福祉論

<老人福祉論>
問題11 介護保険の給付に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

1 医療保険に加入していない40歳以上65歳未満の者は、給付を受けることが出来ない。
2 加入している保険者の管轄区域を住所としていない者は、その保険者から給付を受けることはできない。
3 保険料を1年以上滞納している者は、給付を受けることができない。
4 介護給付は、要介護と認定されるまでは受けることができない。
5 予防給付を受けようとする者は、要介護認定を受けなければならない。

正答1

1 正答 
立て前上は国民皆保険なのですが、会社を退職、リストラされた場合は国保に加入手続きをとらないといけませんね。医療保険未加入者は生活保護で全額介護扶助が支給されると考えられます。
2 介護保険施設に入所するために施設の住所地に住所を変更した場合、住所変更前の市町村を保険者とする特例がありますのでこれも×ですね。
3 保険給付時に保険料滞納中の者には「督促」、「給付の償還払い」、「保険給付の一時差し止め」、「差し止め額から滞納保険料の控除」を段階的に講じられます。また、過去に保険料を不払いであった期間がある場合は、当該期間に応じた期間、給付率を9割から7割に引き下げる措置を講じます。(いずれも第1号被保険者)第2号被保険者の場合は、介護保険の給付を市町村は一時差し止めを行うことができるとしています。設問のように「1年以上滞納すると給付を受けられない」という規定はないようです。
4 最初、これが正答かと思いましたが、介護保険法第27条第8項の規定があるから×ですね。
5 予防給付は要支援の認定を受けなければなりません。